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2024.03.20 ZERO X STYLE 日記

パントリーは使いやすい?後悔しないためのポイントをご紹介

新築やリフォームでキッチンまわりを計画する時に、とにかく使いやすくすっきりさせたい!と思う方も多いのではないでしょうか。
パントリーは食料品や調味料、食器などを収納するためのスペースで、使いやすいキッチンにするためにはぜひ取り入れたい収納です。
食品ストックをたくさん保管しておきたい・家族の人数が多い・料理をする頻度が多いという方にもおすすめです。

 

目次

 

パントリーを設置するメリットは?

・食品を整理・管理しやすい

パントリーは、食品などを一か所にまとめて収納できるため、何をどこにしまったのかを一目で把握することができます。

・無駄がなくなる

パントリーを使って食品を整理することで、賞味期限を把握しやすくなり、食品の無駄を減らすことができます。また、整理されたパントリーは、重複購入を防ぐのにも役立ちます。

・料理の効率化

パントリーに必要な調味料や食材が揃っていると、料理の準備や調理がスムーズに行えます。ものを探す時間や労力を節約することができます。

・キッチンスペースがすっきりと見える

パントリーが整理されていると、キッチン全体の見た目がきれいになります。乱雑な状態を避けることで、ストレスが減り快適に生活できます。

後悔したくない!使いやすいパントリーにするには?

ものが整理しやすく見た目もすっきりするパントリーですが、不便な場所に配置していたり棚が使いにくいと、物置のようになって普段は使わないスペースとなってしまいます。

そこで、使いやすいパントリーにするためのポイントをみておきましょう。

1. 動線を意識して配置する

普段の生活スタイルや家事動線から考えて、パントリーの配置を決めるのがおすすめです。動線を無視してしまうと、キッチンから遠すぎる、家事動線の妨げになる、といったこともあります。また生活感を出したくない、という人はリビングダイニングから視線が通りにくい位置に配置するとよいでしょう。

2. 適切な広さを確保する

収納したいものの量とパントリー広さが合っていないと、ものであふれて整理が難しくなります。パントリーにどんなものを収納したいかをリストアップして、どのくらいのスペースが必要か検討しましょう。ただしパントリーが広すぎて他の部屋が使いづらくなるのは避けたいところです。間取り全体のバランスをみて広さを決めましょう。

3. 棚は可動式で見やすい・出しやすい奥行にする

棚は収納するもののサイズに合わせて高さを調節できる可動棚がおすすめです。ただし重量のあるものをまとめて置く予定のある方は、重量に耐えられるように固定棚も取り入れるとよいでしょう。

一番上の棚の高さは、高すぎると取り出しにくいので2m~190㎝くらいまでがおすすめです。手を伸ばして届く高さは、「身長×1.2」を目安に算出できます。(身長160㎝の場合・・160×1.2=192㎝)

そして、棚の奥行はパントリーを整理する上でとても重要です。

たくさん収納できるようにと奥行を深くすると奥のものが見えづらい・取り出しづらくなり、整理するのも大変です。パントリーの棚の奥行は、収納したいもののサイズに合わせて選びましょう。基本的には奥行30㎝、40㎝、45㎝にすることが多いです。食品ストックや調味料などは30~40㎝で収まることが多く、整理に使う市販の収納ボックスのほとんどがこの奥行で収めることができます。ホットプレートなど大きめの家電をしまう場合は家電サイズに合わせて少し深めにしておくとよいですね。

4.湿気や臭いがこもらないようにする

パントリーをウォークインタイプにして扉で完全に閉め切る場合は、湿気や臭いがこもらないように窓や換気扇を設置して風通しを良くしましょう。ただし、日当たりが良すぎると食品が傷む可能性もあるので窓を設置する方角やサイズに注意が必要です

 

5.コンセントが必要か検討する

パントリーにレンジなどの家電を設置する予定の方は対応したコンセントをあらかじめつけておく必要があります。その場合は、コンセントの高さを家電を使う高さ・棚の高さに合わせて決めておきましょう。また、掃除機をすぐに使えるようにパントリーに収納する方もいます。充電が必要な場合はコンセントがあるとよいです。その他ケータイやタブレットの充電をしたい方も使いやすい位置にコンセントを設置しましょう。

~パントリーの施工事例~

リフォームや新築でパントリーを取り入れた施工事例をご紹介します。

キッチンの真横にパントリーを配置した事例です。キッチンのまわりを回遊できる動線なのでキッチン側からもダイニング側からもパントリーにアクセスできます。収納ボックスを使ってすっきりと整理されており、下にはごみ箱を置いてスペースを有効活用されています。間口は約90㎝、棚板は可動棚で奥行38㎝です。

 

 

 

 

 

こちらはキッチン通路を挟んだ場所にパントリーを配置している事例です。
リビングダイニングの方からは、パントリーは隠れて見えなくなるので生活感が出ずすっきりとした見た目になります。
間口は約82㎝で棚の上部4枚は可動棚、下1枚のみ電子レンジなどの家電を置けるように固定棚にしています。コンセントも棚背面の壁に設けました。棚の奥行は45㎝で大きめのものも収納できます。

 

 

 

 

こちらはクローゼットのように扉をつけて中を隠せる様にしたパントリーの事例です。
扉が折れ戸タイプなので片手でスムーズに開閉できます。
パントリーの背面の壁にはお好みのアクセントクロスを張っています。
扉のないオープンなパントリーの場合でも、アクセントクロスを張ることで気分が上がるおしゃれなパントリーにしてもよいですね。

まとめ

パントリーは間取り、収納するもの、生活動線に合わせてプランすることが大切で、使い勝手の良いパントリーがあると家事がしやすくすっきりと片付いたキッチンになります。ぜひ、新築・リフォームで自分の家にぴったり合うパントリーを取り入れてみてください。

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