リフォームのすべての仕様が決まれば、いよいよ工事着工になります。
実際に工事に入る前は、準備しておくことがいくつかありますが
はじめてリフォームする場合は、何を準備しておいたらいいのかわからない、工事中トラブルなどが起きないか不安、と思う人も多いかと思います。
今回は、安心して工事を迎えられるためにリフォーム工事前に準備しておくことについて解説していきます。
①工事スケジュールの把握
準備を進める上で大切なのが、工事のスケジュールを把握することです。
工事がいつからいつまであるのか、どのようなスケジュールで進んでいくのかを知っておくことで、準備も計画的に進められます。
また工事中の生活は普段と違うため戸惑うことも多いですが、工事の流れや作業時間などが事前に分かっていればそれに合わせて生活も臨機応変に合わせやすくなります。
例えば住みながらの工事の場合、騒音や振動が発生する時間帯が分かれば一日のスケジュールを調整して少しでも負担を減らすことができそうです。
リフォーム業者にスケジュールを確認して、工事が始まる前に準備しなければならないことをリストアップしておきましょう。
💡工事車両の駐車スペースの確認も忘れずに
工事する上で、業者が資材を搬入・搬出するための駐車スペースや資材置き場が必要になります。
敷地内だけでは駐車スペースが足りない場合は、近隣で駐車スペースを探すことになります。
工事車両は長時間駐車することも多いため、
きちんと駐車スペースが確保されていないままだと近隣とのトラブルにつながることもあるため
駐車スペースについてをどうするかを事前にリフォーム業者に確認しておきましょう。
②リフォームする場所の片づけ
工事が始まるまでに、リフォームする場所を片付けておく必要があります。
必要なものは移動して、不要なものは処分します。
リフォームをするときは大抵、家具や家電の買い替えや不要なものをまとめて整理するため、大量のごみが出ます。
その時の処分方法も考えておきましょう。
粗大ごみなど、自身で処分するのが難しいものは業者への手配も必要になります。
工事期間中に物を置いておくスペースがない場合は、一時的に保管できるトランクルームの利用も検討しましょう。
また、工事中は細かいホコリや粉塵も舞うので、資材の搬入経路や工事範囲の周辺で汚したくないものがあれば事前に片づけておきましょう。
③工事中の生活スペースの確保
住みながらの工事の場合
部分的なリフォームの場合は住みながら工事をすることがあります。
その間、家族が生活できるスペースを確保しておく必要があります。
日中家にいる事が多い場合は特に、生活エリアが限られる上に業者の出入りや資材の運搬が頻繁にあるため作業音やホコリなどが気になりストレスになることも。
少しでもストレスを減らすために生活動線を工夫したり、物を整理して生活しやすいようにするなどの対策をとっておくとよいでしょう。
キッチン・お風呂・トイレなどの水まわりのリフォームがある場合は、使えない間どのように生活するか考えておかなければなりません。
使えなくなる期間をあらかじめ工事業者に確認しておくことが大切です。
また家族に小さな子供や高齢者がいる場合は、普段と環境が異なるため身体への負担も気になるかもしれません。
例え小規模の工事であっても、工事中の負担が気になるようであれば仮住まいも検討しましょう。
大規模リフォーム・長期にわたる工事の場合
大規模なリフォームをする場合や工事が長期にわたり、家での生活が困難になる場合は、
『仮住まい』で生活します。
仮住まい先としては実家や親戚の家、賃貸、ウィークリーマンション、マンスリーマンション、ホテルなどが多いです。
物件を選ぶ際は、立地、広さ、利用できる期間、費用、その他(ペットがいる場合はペット可能かどうかなど)を考えて選びましょう。
そして、賃貸を仮住まいとして利用する場合は引っ越し作業に加え郵便物の転送やインターネット、電気、ガス、水道の契約などの各種手続きが必要になります。
引っ越し業者の手配も含めて、準備に時間がかかるので早めに仮住まい先を決めておきましょう。
またリフォームでは天災、資材不足、工事中の想定外のトラブルなどで工期が伸びてしまうこともあります。
万が一の時のことも考えて、仮住まいを借りる際はスケジュールに余裕をもたせておくと安心です。
④近隣へのあいさつ
工事中は作業音や振動、工事車両の行き来などで近隣に迷惑がかかることもあります。
トラブルを防ぐためにも、事前に近隣住民の理解を得る事が大切です。
工事が始まる1週間前ぐらいには近隣へのあいさつをしておくのが理想です。
あいさつする際は、
工事期間、工事が行われる時間帯と曜日、リフォームの内容、緊急の連絡先(施工主とリフォーム業者)について伝えられるとよいでしょう。
またリフォーム業者が挨拶文や粗品を用意してあいさつまわりをする事もあるので、まわる範囲やタイミングなど事前に確認しておきましょう。
☆準備は余裕をもって
工事前の準備は物の整理や処分、仮住まい準備、各種手配など、思ったよりもやる事が多く時間も手間もたくさんかかります。
またリフォーム工事が始まると、普段どおりの生活が送れず不便を感じたり、業者や近隣とのトラブルでストレスをかかえる事があるかもしれません。
工事前や工事中の心身の負担を少しでも減らせるように、余裕をもったスケジュールで準備を進めることをおすすめします。
まとめ
今回はリフォーム工事前に準備することについてご紹介しました。
リフォームの規模や内容によって準備する内容も変わるので、工事中どの範囲まで生活スペースが限られるのか、工事のスケジュールはどうなるのか、といったことをリフォーム業者としっかりとコミュニケーションをとって確認することが大切です。
工事前の準備は多くの作業があり大変ですが、計画的に準備を進めることで心に余裕もうまれます。
準備万端でリフォーム工事を迎えられるようにしましょう。
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