「人生100年時代」という言葉を聞いたことがありますか?
現代は「人生100年時代」と言われるように、私たちの寿命はますます長くなっています。しかし、単に長生きするだけではなく、健康的に長く生きることが重要です。ここで注目されるのが「健康寿命」です。今回は、健康寿命と住まいの関係について考えてみましょう。
健康寿命とは?
健康寿命は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」を指します。
さて、世界の中でも平均寿命が長い日本はどうでしょうか。気になりますよね🫨
2019年のデータによると、日本人の「平均寿命」は男性で81.41歳、女性で87.45歳ですが、「健康寿命」は男性で72.68歳、女性で75.38歳と、平均寿命と健康寿命にはそれぞれ約9年から12年の差があります。この差が大きくなるほど高齢期に健康問題を抱えて過ごす期間が長くなってしまう、ということです。
近年、この差を縮め、健康に長く生きることが、個人の生活の質の向上や社会全体の負担軽減においても重要視されています。
健康寿命と住まいの関係
実は、住環境は私たちの健康寿命にたくさんの影響を与えているんです。🏠
例えば、家の温度や湿度は健康に直結する要素のひとつです。以下で具体的に見てみましょう。
1. 室温と健康
室温が18℃以上の住宅に住む人は、12℃未満の住宅に住む人と比べ、心電図やコレステロール値の異常が少ないことが報告されています。(国土交通省:https://www.mlit.go.jp/shoene-jutaku/health-effects/index.html)
また、慶應義塾大学教授の伊香賀俊治氏の研究によると、冬場に室温が低い家と、あたたかい家(温度差5度)を比べるとあたたかい家の人の方が脳年齢が10歳も若いということがわかっているそうです😮温かい住環境が、脳の健康にも影響があるというのは、興味深い話題ですよね。
2. ヒートショックの危険
ヒートショックとは、部屋ごとの温度差が大きくなることで血圧に急激な変動が起こり、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす危険がある現象です。特に寒い浴室と温かい居間を行き来するときに起こりやすく、入浴中の事故にもつながることがあります。家全体の温度を均一に保つことが、このリスクを軽減するカギとなります。
3. 湿度とカビ・ダニ
結露が多い住宅では、カビやダニが発生しやすく、これがアレルギーや感染症の原因となります。特に高齢者は免疫力が低下しているため、健康被害を受けやすくなります。適切な換気と湿度管理が、健康維持において不可欠です。
健康寿命を延ばす住まいとは?=家の性能がカギ🔑
では、健康寿命を延ばすための理想の家とはどのようなものでしょうか?健康寿命を延ばすためには、‟家そのものの性能” も重要です。例えば、断熱性や気密性の高い住宅は、季節を問わず快適な室温を維持でき、寒暖差による健康リスクを軽減することができます。高断熱・高気密の住宅では、冬は暖かく夏は涼しいため、身体への負担が少なく、心地よい環境で過ごせます。
リノベーションで健康に暮らせる住まいに✨
リノベーションによって、今の住まいをもっと健康的で快適な空間に変えることができます。特に、「高気密・高断熱」の工事は、季節に関係なく家の中を快適な温度に保ってくれるので、冬のヒートショックや夏の熱中症リスクを減らす効果があります。
まとめ
健康寿命を延ばすために必要なのは、バランスのとれた食事や運動だけではなく、快適で健康に良い住環境も不可欠です。自宅を改善することで、より長く健康的な生活を送ることができるのです。
そして皆さんにお伝えしたいのが、リノベーションは、ただ家を新しくするだけでなく、健康的に暮らせる環境を作るための素晴らしい手段ということです…!
自分と家族の健康を守るためにも、今のお住まいを見直してみませんか?(^^)/
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