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2023.02.06 ZERO X STYLE 日記

【省エネリフォームをお考えの方】3省連携ワンストップ補助金を活用しましょう

2050年カーボンニュートラルの実現に向けて家庭部門の省エネ性能を強力に推進するために、住宅に断熱性の向上や、高効率給湯器の導入など、住宅の省エネ化に対する補助金制度ができました。

それが「住宅省エネ2023年キャンペーン」と呼ばれる「3省連携ワンストップ補助金制度」です。これまで省庁が異なる補助金制度は併用ができませんでしたが、国土交通省、経済産業省、環境省の3省の連携によりワンストップで申請が可能となりました。

  1. 住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業【経済産業省・環境省】
  2. 高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金【経済産業省】
  3. こどもエコすまい支援事業【国土交通省】

以上の3つの補助金制度になります。
以下では、1.先進的窓リノベ 2.給湯省エネ 3.こどもエコすまい とします。


2022年からガソリンや石油などのエネルギー価格が高騰し、電気料金やガス料金が上がっている背景があります。
光熱費の対策として重要となるのが、外部からの冷気を遮断することです。
その措置のひとつとして「断熱リフォーム」があげられます。
そして、家を断熱する上で最も重要で優先すべき部位が「窓」になります。
そこで活用できる補助金が「先進的窓リノベ」になります。
これは経済産業省による政策であり、高断熱窓の設置に対する補助金です。

対象世帯

  • 年齢の基準もなく、全世帯が対象となります

対象工事

  • 改修後の窓の性能が基準を満たすリフォーム工事です。(新築は対象外です。)

対象住宅

  • 戸建及び集合住宅となります。

補助額について

  • 以下の表のように、工種とグレード性能、窓サイズによって金額が設定されています。
    (窓サイズについて)

    大サイズ
    ベランダなどに出る掃き出し窓

    中サイズ
    人が通れそうな腰高窓

    小・極小サイズ
    洗面所などに設置してある上記よりも小さいもの

  • 1戸あたりの上限補助額は200万円となります。
  • また1申請の補助額が5万円未満の場合は申請が不可です。

対象期間

  • 令和4年11月8日~令和5年12月31日に工事請負契約を締結。
  • 事業者登録の後に工事着工し、令和5年12月31日までに工事完了すること。

※対象期間が短いため、早めの計画が必要となります。

家庭のエネルギー消費量の中で最もエネルギーを使うため、給湯分野が補助金の対象となっています。高効率給湯器の設置で、エネルギーを削減することが目的となっています。


対象世帯

  • 年齢の基準もなく、全世帯が対象となります。
  • 給湯省エネの補助金では、新築住宅の場合も全世帯が対象となります。

対象工事

  • 以下の指定された高効率給湯器の設置工事となります。
    (家庭用燃料電池、ハイブリッド給湯器、ヒートポンプ給湯器)

対象住宅

  • 戸建住宅及び共同住宅となります

対象額について

  • 効率給湯設備の種類によって補助額が決められています。補助額は以下の金額となります。

    ▪家庭用燃料電池 ……
    15万/台

    ▪ハイブリッド給湯器 ……
    5万/台

    ▪ヒートポンプ給湯器 ……
    5万/台

  • 1戸あたりの台数制限は以下の個数となります

    ▪戸建住宅 ……
    2台以内

    ▪共同住宅等 ……
    1台以内

対象期間

  • 令和4年11月8日~令和5年12月31日に工事請負契約を締結。
  • 事業者登録の後に工事着工し、令和5年12月31日までに工事完了すること。
  • 交付申請期間は、令和5年3月下旬~予算上限に達するまで。
    (遅くとも令和5年12月31日まで)


※事業予算上限に達した場合は、期間の途中でも補助事業は打ち切りとなります。

以下のように3事業をそれぞれに組み合わせて併用が可能なります。
しかし、補助対象が重複するものは併用が不可となるので注意が必要です。
例えば、窓の断熱リフォームを行う場合「先進的窓リノベ」と「こどもエコすまい」の両方で申請を行うことはできません。

  1. 省エネリフォーム(例)

    【先進的窓リノベ】 内窓設置 ……
    171,000円

    【こどもエコすまい】 高断熱浴槽の交換 ……
    27,000円

    【こどもエコすまい】 節水型トイレの交換 ……
    20,000円

    合計 218,000円

  2. バリアフリー改修(例)

    先進的窓リノベ】 内窓設置 ……
    171,000円

    【こどもエコすまい】 高断熱浴槽の交換 ……
    27,000円

    【こどもエコすまい】 手すりの設置 ……
    5,000円

    合計 203,000円

  3. 3省連携エコリフォーム(例)

    先進的窓リノベ】 内窓設置 ……
    57,000円

    【こどもエコすまい】 節水型トイレの交換 ……
    20,000円

    【給湯省エネ】 ハイブリッド給湯器の設置……
    50,000円

    合計 127,000円

  4. 子育て対応改修(例)

    【先進的窓リノベ】 内窓設置 ……
    57,000円

    【こどもエコすまい】 ビルトイン食器洗機の設置……
    21,000円

    【こどもエコすまい】 レンジフードの設置 ……
    11,000円

    合計 89,000円

「給湯省エネ」は新築・リフォームの両者が対象となり、「こどもエコすまい」も新築・リフォーム共に対象となりますが、「先進的窓リノベ」はリフォーム工事のみが対象となります。
リフォーム工事については年齢に基準はなく全世帯が対象となりますので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

新築住宅の場合の補助金は「こどもエコすまい」の適用となり、様々な条件の確認が必要となるので『 こどもエコすまい支援事業スタートしています !!(https://housing-staff-2nd.jp/zerostyle/blog/blog-1423/) 』でご確認下さい。

以下の表のように住宅リフォームに関わる補助金が併用可能なものもあるので、ご確認下さい。


リフォームをお考えの方は、補助金適用に関わらず、
是非私たちにお気軽にご相談ください。

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