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2025.10.31 ZERO X STYLE 日記

狭いLDKでも広く感じる!リフォームで叶える“抜け感”のある住まい|施工事例も紹介

家の中で一番長く過ごすLDK。
リフォームの際、「今より広く、明るく見せたい」というご要望はとても多くあります。

実際に壁を壊して面積を増やすのは大掛かりですが、間取りや内装の工夫で、同じスペースのままでもLDKを広く見せることはできます。

今回は、LDKをより開放的に感じさせるためのポイントをご紹介します。

 

 

1. 仕切りを最小限にして空間をゆるやかにつなぐ

昔の住宅では、リビング・ダイニング・キッチンが壁や扉で細かく仕切られている間取りが多く、どうしても圧迫感を感じやすい傾向があります。リフォームで、この「仕切り」をできるだけ減らし、空間をゆるやかにつなぐことが広く見せるポイントです。

たとえば、リビングとダイニングの間の垂れ壁や袖壁を撤去して、ひと続きの空間にするだけでも、視線の抜けが生まれて一気に広々と感じられます。また、完全に仕切りをなくすのが難しい場合でも、腰壁やガラスの室内窓を採用して、空間のつながりを残すのも効果的です。

最近では、可動式の間仕切りや引き戸を使って、必要なときだけ仕切れるようにするリフォームも人気です。開けておけば一体感が出て、閉めれば冷暖房効率を確保できるため、暮らしの柔軟性も高まります。

 

壁を撤去する場合は、建物を支えるため、構造上問題がないか専門家に相談しながら計画しましょう。

 

ZERO×STYLE施工例
〉キッチンから奥まで視線が広がるLDK。折り上げ天井も空間を広々と見せるポイント。

ZERO×STYLE施工例
〉キッチンのレンジフードの正面をガラス入りの造作仕切りに。普通に壁を立ち上げるより広々と見せることができる。

 

 

2. 生活動線を整理して“使いやすく広く見せる”

LDKが狭く見える大きな原因の一つは、家具や通路の配置によって動線が複雑になっていることです。視線や人の流れがスムーズでないと、実際よりも圧迫感を感じやすくなります。そこで、リフォームでは「回遊できる」「まっすぐ抜ける」動線を意識することがポイントです。

 

たとえば、キッチンとダイニングテーブルを横並びに配置するプランは、動線の効率化と空間の広がりを両立できます。調理や配膳、片付けの動きが最短で完結し、家具のレイアウトも一方向にそろうため、見た目にもすっきりとした印象になります。キッチン背面の収納を壁面にまとめれば、リビング側からの視界も開け、実際より広く感じられる効果があります。

また、キッチンを壁付けから対面式に変える際も、カウンターの位置を工夫して動線をL字や回遊型にすると、使いやすくなります。

 

収納を動線の途中に分散させるのもポイントです。よく使う物をすぐ手に取れる位置にまとめておくことで、通路が自然に整い、視界に余分な家具やモノが入らない“スッキリLDK”になります。

ZERO×STYLE施工例
〉キッチンとダイニング横並び+回遊動線で生活もすっきりと。

 

 

 

3. 窓の工夫で奥行きと広がりを演出する

LDKを広く見せたいとき、壁や天井のリフォームだけでなく、窓の位置や形の工夫も大きなポイントになります。視線の先に壁が多く、外の景色まで抜けない間取りの場合は実際よりも狭く感じてしまうことがあります。

そこでおすすめなのが、視線が外に抜ける位置に窓を計画し直すリフォームです。たとえば、庭やデッキ側の壁に横長のスリット窓を設けると、外との一体感が生まれ、室内が広く感じられます。また、キッチンやダイニングの腰高窓を横に延ばして連窓にすると、空間全体に“水平の広がり”が出ます。

既存の窓を生かす場合でも、新しく設置する窓を既存の窓の上のラインにそろえると、すっきり見え、より開放的な印象に。構造上の制約がある場合は、FIX窓を組み合わせて連続性を持たせる方法もあります。

ZERO×STYLE施工例
〉窓の配置で光とつながりをデザイン。キッチンは視線の高さに横長窓を。
間仕切りの壁も腰高さにすることで光と視線の抜けを生み出している。

畳コーナーには外とのつながりを感じる地窓。

 

 

 

4.天井の高さ・視線の抜けをを意識した建具選び

視覚的に“高さ”を感じさせる工夫も有効です。たとえば、天井まで高さのあるハイドアを採用すると、ドア上にできる垂れ壁がなくなり、天井が一続きに見えます。それだけで空間に縦の抜け感が生まれ、実際よりも広く感じられるようになります。

また、リビングドアを透明ガラスが大きく入ったデザインにすることで、光と視線が奥まで通り、空間全体に抜け感が生まれます。圧迫感がなくなり、隣室とのつながりを感じられるためより開放的な印象になります。

最近では、シンプルでスタイリッシュなデザインの建具が多く、LDK全体の印象をすっきりとまとめられます。

ZERO×STYLE施工例
〉大きくガラスの入ったリビングドアによって視線が抜けて開放感が生まれる。

 

 

5.素材と色の統一で奥行きを出す

床材や天井の色をバラバラにすると、どうしても空間が区切られて見えてしまいます。LDK全体で素材や色をそろえることで、自然な一体感が生まれます。

より広く見えるのは、明るめの木目やベージュ、ホワイト系の色です。反射率が高く、光をやわらかく拡散してくれるため、空間全体が明るく広く感じられます。また、キッチンの面材やドアなどの色をトーンで合わせると、視線が途切れにくく、すっきりとした印象に仕上がります。

ZERO×STYLE施工例
〉床・壁・天井をホワイトに揃えたモノトーンインテリアで明るく清潔感あるLDKに。

 

まとめ

LDKを広く見せるリフォームは、決して大掛かりな工事だけではありません。間仕切りの工夫、建具の高さ、素材の統一、光の取り込み方――。ちょっとした設計の工夫で、日々の暮らしはぐっと快適に変わります。

「もっと開放感のあるリビングにしたい」「今の間取りを活かして広く感じたい」そんなお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

 

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