インテリアに使われる「タイル」は、機能性とデザイン性を兼ね備えた便利な素材で、多くの家でよく使われています。タイルには色や質感、サイズがさまざまあり、選ぶ楽しさも広がります。おしゃれなデザインからシンプルなものまで、いろいろなインテリアスタイルに合わせやすいのが魅力です。
今回は実際にタイルを使用した事例をご紹介していきます。
～リビング～
リビングの壁一面にホワイトのタイルを使用しています。タイル一つひとつの形が不揃いなことで、ナチュラルで温かみのある印象です。自然な風合いが、リラックスできる心地よい空間を演出しています。タイルの目地をホワイトにすることで、タイルの質感がさらに際立ち、空間全体が明るく爽やかになりました。
テレビの背面に大判のタイルを貼っています。落ち着いたトーンのベージュ色に、美しい石目調の柄がホテルライクな空間を演出しています。広い面積の壁に大判のタイルを貼ることで、重厚感と高級感が生まれ、空間がぐっと洗練された印象になります。こちらのタイルは調湿・脱臭機能のあるタイルで、家族が集まるLDKの他に湿気や臭いの気になる玄関・トイレなどにもおすすめです。
～キッチン・ダイニング～
キッチンの対面カウンター上とカップボード背面にそれぞれ違うタイルを使用しています。
カウンター上のモザイクタイルは色のむらが魅力的で、インテリアのアクセントとしてもぴったりです。カップボード背面のタイルはツルツルとした質感でお手入れがしやすいので、汚れやすいキッチンでも安心です。
カップボード背面にホワイトのサブウェイタイルを使用しました。サブウェイタイルはカフェ風インテリアをテーマにした空間にぴったりのタイルです。馬目地といってタイルを半分ずつずらして貼る貼り方にしています。同じタイルでも、貼り方によって雰囲気がガラリと変わるのもタイルの魅力です。
キッチン対面のカウンター上に、帯状にモザイクタイルを貼っています。カルフォルニア風インテリアをイメージして、さわやかな水色系のカラーにしました。小さいサイズのモザイクタイルは、さまざまな場所でインテリアのワンポイントとして活用できます。
～洗面室～
洗面台の上にモザイクタイルを貼っています。タイルは一般的なビニールクロスよりも耐水性・耐久性・耐汚性に優れているため、お手入れがしやすく、長く美しい状態を保つことが出来ます。また、タイルは素材によってさまざまな雰囲気が楽しめます。例えば、光沢のあるガラスやメタルのタイルを使うと、モダンで洗練された印象に。逆に、自然な石材やセラミックのタイルを選ぶと、温かみのあるナチュラルな雰囲気が楽しめます。
モノトーンのインテリアに合わせてシンプルなサブウェイタイルを選定しています。洗面台の上は面積的には大きな場所ではないですが、タイルを貼るだけでぐっとおしゃれな雰囲気を演出できるので、コスパよくおしゃれなインテリアを目指したい人におすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。タイルを取り入れることで、空間に彩りをプラスできます。さらに、調湿や脱臭機能のあるタイルを使えば、おしゃれなだけでなく快適な空間も実現できます。タイルって、実は意外と奥が深いのです。色・柄に加え、張る場所や貼り方、目地の色、サイズによっても印象が変わります。みなさんもぜひ、暮らしの中にタイルをとりいれてみませんか？
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