ZERO STYLE

ゼロスタイル日記

BLOG
背景 画像
2024.05.19 ZERO X STYLE 日記

リフォームの流れを解説|【詳細打ち合わせ】~仕様決めって何を決めるの?~

 

 

詳細打ち合わせとは

詳細打ち合わせとは、リフォームのプランが決まった後、内装や外装、電気プランといった工事をするのに必要な家の仕様を決めるための打ち合わせです。

水廻り設備の交換のみなど、工事内容が限られている場合はプランの打ち合わせ時に仕様も一緒に選んでしまうケースもあります。

 

打ち合わせはどのように進めるか

大規模リフォームやリノベーションの場合は打ち合わせで決める内容がたくさんあるため、何回かに分けて打ち合わせを行うことが多いです。打ち合わせのボリュームによっては1回の打ち合わせで2時間程度、またはそれ以上かかることも。

 

打ち合わせは、リフォーム会社によって担当の営業マンとする所や、インテリアコーディネーターが入り仕様決定までのサポートをする所があります。

詳細打ち合わせで仕様を決めていく時に、数ある仕様の中から選ぶのは迷ってしまう・決めたけれど本当にこれでいいのか自信が持てない…と不安になる人も多いかと思います。そんな時に専門の知識を持ったインテリアコーディネーターがいると、好みのテイストや理想の生活スタイルに沿った提案をしてくれたり、仕様の決定に際してアドバイスももらえるので安心です。

 

ZERO×STYLEにはインテリアコーディネーターが在籍しており、お客様のご要望に合わせてお住いの仕様をトータルでご提案させていただいております。色や素材、配置やサイズなどの細かな寸法まで一緒にお打ち合わせをして決めていきます。

 

 

まずはヒアリングから

通常、打ち合わせに入る前はヒアリングから行います。好きなインテリアなど仕様に関する要望を聞いて、おすすめの仕様を提案していきます。

 

打ち合わせには、家族で参加されるのがおすすめです。

というのも、家族の中でも好きな色や好みのテイストが違うことがありますし、誰がメインで使うのか?といった様な部屋や物の使用頻度を考えて、使う人に合わせて仕様を決めていった方が実際に住んだ時に後悔するリスクを減らすことができるからです。

そのためヒアリングでは家族の要望に加えて生活スタイルや趣味なども質問することがあります。

 

最近はSNS等で見つけた写真から、これと同じようなデザインにしたい、これと同じ商品が使いたい、と思う人も増えています。ただリフォーム会社によっては、取り扱っているメーカーや商品が限られていたり、標準で選べる仕様がある程度決まっている場合もあります。もし参考にしたい事例があれば、ヒアリングの時に確認しておくとよいでしょう。

 

 

詳細打ち合わせの内容

 

詳細打ち合わせで決める仕様の内容は大きく分けて7つあります。

 

以下ではこの7つの内容について詳しく解説していきます。

1.内装の仕様

内装の仕様決めでは、主に下記の内容を打ち合わせします。

 

・床、壁、天井の仕様
・建具の仕様
・その他装飾材などの仕様

 

 

内装の仕様は、好みや全体のバランス、その他にも価格、使いやすさ、手入れのしやすさなどを基準に選んでいきます。リフォームの場合、構造的に抜けない柱や梁があることがよくあります。その場合は新たな内装と既存を残す部分の調和がうまくとれるようデザインを考慮します。

 

内装の中でも多くの面積を占める床、壁、天井は色や素材によって部屋の印象が大きく変わります。生活の中で一番目にする所なので、後悔や失敗が無いようにカラーサンプルや実物を見て色味や質感を確認した上で決められることをおすすめします。

一般的によく使われるビニルクロスやフローリングはカットサンプルがあるため、リフォーム会社に頼めば取り寄せてもらうことができます。

 

その他の装飾材にはカーテンや化粧梁、間仕切り格子などがあります。

2.収納の仕様

収納の仕様決めは、主に下記の内容を決めていきます。

・収納の広さ・サイズ
・棚の仕様(種類、形状、材質・色、奥行、高さ、枚数)

 

収納に関しては、どこに何を収納するかを元に詳細の仕様を決めていきます。

例えば、掃除用具や日用品を入れる収納であれば棚の高さを物に合わせて変えられるように可動棚にし、棚の奥行も取り出しやすさを考慮し物のサイズに合わせる、といった様に決めていきます。

 

特に収納は配置や棚の量・寸法によって使い勝手が大きく変わるので、メジャーを使って寸法を確認しながら実際に使う想定をして仕様を決めていくとよいです。

3.窓の仕様

 

窓の仕様決めでは、主に下記の内容を打ち合わせします。

 

・断熱性能
・窓種類
・形状、サイズ
・色
・ガラス種類

 

窓は、日光や風を家に取り込むだけでなく家の中の熱が逃げやすい場所でもあります。そのため窓の仕様は家の快適性に大きく影響します。

 

特にリフォームでは複層ガラスや樹脂サッシに入れ替えたり内窓を設置することが多く、家の断熱性を高めるためには窓リフォームは欠かせません。そのため、窓そのものの性能を理解しておくことは大切です。

 

その他に、インテリアや外観上のデザイン、採光、通風、使い勝手、プライバシーなども考慮しなければなりません。窓は平面図のみだどサイズ感や使い勝手が想像しづらいので、できれば3Dパースや実物を見てイメージしたりメジャーでサイズを確認しながら決めるのがおすすめです。

 

 

 

4.設備の仕様

設備の仕様決めは、主に下記の内容を決めていきます。

 

・水廻り設備の仕様(キッチン、トイレ、ユニットバスなど)
・換気扇の仕様
・その他の設備の仕様(点検口、物干しなど)

 

キッチンなどの水廻り設備の仕様は、メーカーのショールームに行って実物を見て決めることをおすすめします。

複数のメーカーでどれを採用するか悩む場合、各ショールームをまわって決定する人も多いです。

 

水廻りの設備は、各メーカーで価格帯でグレードが分かれており標準仕様の他にオプションとして追加できる機能もあるため多くの選択肢に迷ってしまうことも多々あります。

ショールームには商品が多数展示されており、使い方や機能がわかる体験コーナー、カラーサンプルなどもあります。お手入れ方法などわからないことがあればショールームスタッフに聞くこともできるので、仕様についてよく理解した上でスムーズに決めることが出来ます。

 

換気設備については、換気方法が第1種換気、第2種換気、第3種換気の3種類あり、どの換気方法を採用するか、換気扇をどこに配置するかなどの計画が必要となります。

 

5.電気関係の仕様

電気関係の仕様決めは、主に下記の内容を決めていきます。

 

・照明器具の仕様
・電気配線位置、数量(スイッチやコンセント)

 

 

電気関係では照明器具を選んだりスイッチやコンセントをどこに配置するかの計画を立てます。

特にスイッチやコンセントの数と配置に関しては実際に生活してみると使いづらかった、といった後悔が多いものです。

さらに電気配線は壁の中などに隠れてしまうので手軽にやり直すことが難しくなります。そのため、計画段階から生活動線を想像しながらどこにどのくらい必要なのかしっかりと考えて決めるようにしましょう。

 

照明器具は、部屋ごとに必要な照明を用途やデザイン、価格を参考にカタログの中から選んでいきます。照明器具はシーリングライトやダウンライトなどいくつか種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

照明器具の種類や選び方については、過去にこちらの記事(新築・リフォームで知っておきたい照明の種類と選び方)でより詳しくまとめているので気になる方はチェックしてみてください。

6.外装の仕様

 

外装の仕様決めは、主に下記の内容を決めていきます。

 

・外壁まわりの仕様(外壁、その他装飾材など)
・屋根廻りの仕様(屋根、軒裏、破風鼻隠しなど)
・玄関まわりの仕様(玄関ドア、ポーチなど)
・窓の仕様(種類、形、サイズ、色)

 

 

外観は、シルエットや色、質感などによって印象が大きく変わります。内装と違って気候や周辺環境が見た目や耐用年数にも影響するので注意が必要です。

 

よくあるのが、外壁や屋根の実物のカットサンプルを室内で見たときの印象と完成後に外から見たときの印象が違って見える、気候や周辺環境によって外装材がすぐに傷んでしまったといったような失敗です。

 

外装材は好みのデザインだけで選んでしまいがちですが、日光や雨などに直接さらされる部分なので日当たりによって色の見え方が変わったり、選ぶ材質によっては耐用年数に影響しコストもかかります。外装を決める際は、外装材のカットサンプルを日光のあたる所と陰になる所の両方に置いて見比べてイメージし、外装材の性質やメンテナンスについても理解した上で選ぶのがおすすめです。

 

またリフォームの場合屋根だけ既存のまま残したり、外壁を部分的にやりかえるといったことはよくあります。その場合、外観全体を見た時にちぐはぐになっていたり周囲から浮いて見えるということは避けたいところです。全体がまとまって見えるように色や素材を選定できるとよいでしょう。

7.外構の仕様

外構の仕様決めは、主に下記の内容を決めていきます。

 

・庭まわり、植栽
・アプローチ
・塀、門、フェンスなど
・駐車スペース、カーポートなど
・デッキ、テラスなど

 

外構は、建物とセットでデザインを考えることが大切です。

建物にこだわって外構は後回しになることが多いため、デザインがちぐはぐになったり使い勝手が悪くなってしまうこともあります。外構もしっかりと打ち合わせをして仕様を決めるようにしましょう。

仕様を選ぶ際はメンテナンス性、防犯性、プライバシーの確保、室内の採光や通風も考慮しておくとよいでしょう。

 

また外構工事は規模や内容によってかかる費用が変動しやすく、規模によっては100万以上かかる場合もあります。外構で複数個所工事を行いたい場合は、後で「予算が足りない…」とならないためにもあらかじめ外構にかける予算をある程度みておかなければなりません。

 

まとめ

家の仕様は、暮らしの快適さや使い勝手、住まいへの愛着に大きく関わっています。

詳細打ち合わせはリフォームの規模によっては決める内容が多く悩むことも多いですが、せっかくリフォームするなら、居心地のよい住まいにしたいですよね。後悔のないようにしっかりと打ち合わせをして仕様を決めるようにしましょう。

 

ZERO×STYLEでは、フルリフォームや部分リフォームはもちろん、耐震補強や断熱化のリノベーションも行っております。 今お住まいの戸建住宅やマンションのリフォーム、中古物件を購入してリノベーションまで幅広く対応出来ますので、お客様のご要望に合わせた提案が可能です。

 

お客様の理想の暮らしの実現のために精一杯サポートさせていただきますので、ぜひお声がけいただければと思います♪

 

ZERO×STYLE
HPお問い合わせフォームhttps://housing-staff-2nd.jp/zerostyle/contact/
TEL0852-67-3850

 

PAGE TOP