リフォームやリノベーションで間取り変更をする際に、どのようにするのか悩むポイントの一つでもあるのが、
建物を支えるための構造的に重要な「抜けない柱」です。種類としては、通し柱、管柱が該当します。
(通し柱・・・土台から軒まで繋ぎ目なく通った柱のこと
管柱・・・梁や桁などに分断され、各階ごとに立っている柱のこと)
抜けない柱は、配置によっては部屋の使い勝手や空間のデザインに影響することもあるので、マイナスなイメージをもってしまうことが多いですが、上手く活用すればおしゃれで機能的な空間に生まれ変わらせることができます。
今回はZERO×STYLEで工事させていただいたお宅で、構造的に抜けない柱を活用した事例をご紹介したいと思います🏠
ぜひリフォーム・リノベーションの参考にしてみてください。
まずはこちらです👇
左写真手前の白いクロスが張ってあるのが抜けない柱で、その横に格子を設置してデザイン的に仕上げました。
格子をつくることでゆるやかに空間が仕切られ、木のぬくもりか感じられる空間になりました。
つづいてはこちらです👇
リビングの一角にある2本の抜けない柱を腰壁にして飾り棚を付けました。
上まで壁を立ち上げると圧迫感が出ますが、腰壁にすることで程よく視線が通り、窓からの光も取り込むことができます。
飾り棚には小物を飾ってインテリアを楽しめます😁
つづいてはこちらです👇
2本の抜けない柱に木目のクロスを張って上部に飾り棚を付けました。
キッチン・ダイニング側からリビングへの視線を極力遮らない様に、シンプルでオープンなデザインにしました。家族とのコミュニケーションもとりやすくなります。
フローリングと同じ様な木目のクロスを張ることで、ナチュラルな雰囲気になりました。
つづいてはこちらです👇
抜けない柱にモザイクタイルを張って、インテリアのアクセントとして活用しました。
家具の配置的にも視線が集まりやすい場所に柱があったため、あえてデザインとして注目するポイントにしてみました。モザイクタイルがキラキラ✨と輝いて、モダンな空間に映えています。
つづいてはこちらです👇
テレビスペースの所に2本の抜けない柱があったため、背面壁の黒色のクロスに合わせて柱も黒色に統一しました。
配置的にもかなり存在感がある柱ですが、背景の色に合わせる事で空間に上手く馴染み、重厚感のある印象となりました。
このように、抜けない柱でも工夫次第で魅力的な空間にすることができます。
インテリアのアクセントにしたり…棚を付けて収納スペースにしたり…目隠しとしても活用できます◎
配置的に棚を付けたり壁にすることが難しい場合は、柱の仕上げ材の素材や色にこだわるだけでも、インテリアのイメージが変わりますよ👌
ZERO×STYLEでは、構造補強、間取り変更、デザイン等の計画段階からじっくりお話させていただいて、プランを決めていきます。
はじめてのリフォーム・リノベーションをお考えの方も、まずはお住いのお悩み・ご要望など、なんでもご相談ください♪
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